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2018年2月16日金曜日

碁盤の「 血だまり 」の考察


はい、皆さんこんにちは。

囲碁講師の坂本亨秀( さかもとあきひで )です。

今回も徒然ながらに
おねおねと記事を認(したた)めて参ります。

私は以前
「 囲碁のマナーは何の為にあるのか 」という記事で
碁盤の裏側にある窪みについてお話をしました。

おさらいをすると、
この部分は「 音受け 」( または、へそ )といって
碁石を打った時に良い音が鳴る為の工夫なのですが
別称を「 血だまり 」と言います。

由来は、対局中に横から口出しをした人間の首を刎ね、
碁盤を裏返したその窪みに
その首を置いたとか置かなかったとかで、
口出し厳禁の意味を込めて「 血だまり 」と呼んだそうです。

さて、ここでふと
ある疑問が私の頭を過りました。

「 いつの頃から、“ 血だまり ”の話が出来たのだろう 」

ここまで具体的、
かつ強烈なメッセージ性のある話ができるには
やはりそれなりの理由があるのではないでしょうか。

今回は過去の記録を見ながら、
いつの間に「 血だまり話 」が語られるようになったのか
考察していこうと思います。



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2018年2月5日月曜日

囲碁のマナーは何の為にあるのか


はい、皆さんこんにちは。

囲碁講師の坂本亨秀( さかもとあきひで )です。

さて、今回は「 囲碁のマナー・礼儀 」についてお話をしていきます。


囲碁は昔から紳士的競技とされ、マナーに非常に厳しいゲームです。

正座でキチッと背筋を伸ばした姿勢が美しいとされ、
勝負は常に盤面の上で正々堂々と。
番外攻撃など非紳士的行動は冷たい視線に晒されます。

特に第三者が口出しする事はご法度とされ、
碁盤の造りにもそれは表れています。

足つきの碁盤の裏の窪みは有名な話ですね。
足つき碁盤の裏には、ぽっかりと窪みが彫ってあります。
この部分は「 音受け 」と言って、
石を置いたときに良い音がでるための工夫なのですが、
この音受けには「 血だまり 」という別名があります。

えらく物騒な名前ですが、冗談でそう呼ばれているわけではありません。
昔は、対局中に横から口出した者の首を刎ねて
碁盤を裏返したこの窪みにその首を置いたといいます。
その為、この部分を「 血だまり 」と呼んだのです。

また、碁盤の足の形にも意味があり
あの独特の形はクチナシの実を模っています。
「 クチナシ 」→「 口無し 」といった具合ですね。

対局前・対局後の挨拶も大事にされ、
囲碁は非常に礼儀を大切にする競技と言えるでしょう。


さて、ここからが本題なのですが
どうしてこういった話を今回書こうかと思ったかについてです。

2018年1月25日木曜日

石はとても献身的、というお話。


はい、皆さんこんにちは。

囲碁講師の坂本亨秀( さかもとあきひで )です。

さて、しばらく記事を書くのをサボっていましたが
この前久しぶりに、なるほどなぁ、と思った出来事がありました。

それは、「 石はとても献身的 」ということ。

今回はこれについてお話していきましょう。

さて、事の始まりは生徒さんの指導をしている時です。
下図を題材にして、模様についての話やサバキの話などをしていました。


2017年12月15日金曜日

手番の判別方法


はい、みなさんこんにちは。

囲碁講師の坂本亨秀( さかもとあきひで )です。

今回は、手番の判別方法についてです。

初心者の方やお子さんは、たまに対局者同士で
手番がわからなくなってしまうことがあります。

ある程度強くなれば、
ここに打って、ここに打ったから、次はどっちの番。
という風に、前後関係からどちらの番か
確認することができますが、
初心者のうちはなかなかそういう風にはいきません。

そんな時に、確実にどっちの番か
判定できる方法があります。

それはズバリ、打った石をすべて数える、事です。

囲碁は常に白黒交互に打っているので、
盤面とアゲハマを合わせた石の数は
黒が一個多い、あるいは白黒同数にしかなりません。

互先の場合、
黒が一個多ければ次は白番。同数なら次は黒番。
という風に必ずどちらの手番か判別することができます。

また、置き石がある時は黒が常に置き石分多くなります。
ただし、置き碁は白が先手なので白が打つと差が一つ減ります。

つまり、置き碁の場合
石数の差が、置き石の数より一個少なければ黒番。
      置き石の数ちょうどなら白番。

という事になります。

交互に打ち進めていれば、必ず上記のどちらかになるのですが
たまに上の差から外れることがあります。
それは、どちらかが二手打ちしている場合です。


二手打ちしている場合の石の差と
二手打ちした手番は以下のようになります。

互先
黒が二個以上多い。黒が二手打ち。
白が一個以上多い。白が二手打ち。

置き碁
置き石より一個以上差が多い。黒が二手打ち。
置き石より二個以上差が少ない。白が二手打ち。

というように、この判定方法は
二手打ちの判別にも使えます。

大会でも、対局時計がない対局は
どっちの手番かわからなくなったり、
どちらかが二手打ちしてしまったり、
というトラブルはよくあります。

お互いが納得して確認ができる状態なら
心配することはないのですが、
もし対局者同士で確実に判断が出来ない場合は、
第三者、できれば審判員などの大会スタッフを呼んで
上記の方法で手番を確認しましょう。

手数が進むと面倒な作業ではありますが、
確実に数字が出る方法なので、間違いがありません。

面倒くさがらず、一個一個丁寧に数えましょう。

ちなみに、一列ごとに上から
順番に数えると数えやすいですよ。

では、練習問題です。
手合いは互先。アゲハマは、黒1、白0。
どちらの手番か当ててください。


できましたか?
それでは答え合わせです。


黒石は26個。
白石は24個+取り石1個で25個。

黒が一手多い盤面なので、
正解は「 白の手番 」でした。


競技者はもちろん、大会スタッフなど
審判をする側の人には
特に知ってほしい判定法ですね。


囲碁講師 坂本亨秀


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2017年12月1日金曜日

囲碁普及の分析


はい、皆さんこんにちは。

囲碁講師の坂本亨秀( さかもとあきひで )です。

さて、今回は「 囲碁普及 」について分析していきます。

近年、ヒカルの碁ブームも過ぎ去り
囲碁人口は右肩下がりになっています。
今後、囲碁人口を増やすにはどうすればいいか?
また、囲碁界存続のためにはなにが必要か?

まずは囲碁を知らない人が
囲碁を始める過程を段階別に分けて
それぞれの段階に必要な手段を考えていきましょう。
















段階①
「 囲碁に興味を持ってもらう 」
大前提ではありますが、
一番大事な部分だと思います。
興味のない事柄を自ら始めようとはしません。
囲碁には「 地味で難しい 」
というイメージがあります。
最近は囲碁のPR動画や囲碁アイドルなど
囲碁の暗いイメージを払拭して、
今まで囲碁に興味がなかった人たちに
興味を持ってもらおうという試みが
増えてきています。
囲碁に興味がない人たちにどうアピールしていくか?
これは、今後の囲碁界の大きな課題になると思います。

段階②
「 囲碁のルールを知りたい 」
最近は棋具を持っていなくても
アプリなどで手軽に囲碁ができるようになり、
入門のハードルも下がってきたように感じます。
しかし、囲碁のルールは独特なものがあり
独学では理解しきれない方も中にはいます。
そういう方のために、その場所にいけば
囲碁のルールをわかりやすく教えてくれる!
という入門の場や誰でもわかりやすい入門書などを
作っていく必要があると思います。

段階③
「 囲碁が打てる場所・楽しめる場所がほしい 」
ひと昔前は、級位者お断りの碁会所も多く、
囲碁を始めても
続けられる場所がないことがよくありました。
最近は初心者歓迎の囲碁サロンや、
喫茶店で囲碁をする囲碁カフェなども増えてきましたが
それでもまだまだ初心者・級位者向けの
囲碁会は少ない現状です。
また、碁会所みたいにガッツリ囲碁を打つだけじゃなく
カフェ囲碁などライトな楽しみ方もあって良いと思います。
人それぞれ色々な楽しみ方で囲碁と関われるよう
裾野を広げていくことも必要でしょう。

段階④
「 もっと強くなりたい 」
囲碁を楽しんでいくなかで、
もっと強くなりたい、という方も出てくるでしょう。
そういった方にきちんと指導ができる人材や
講義の場所を増やしていくことも大事だと思います。
この段階で囲碁とより深く関わることで
ライトユーザーからヘビーユーザーへと
変わっていく段階だと考えます。
この段階で日の目を見ることができなければ、
囲碁が辛くなって足が遠のいてしまう可能性もある為、
充実した内容を安定して
提供できる人材が必要になるでしょう。

段階⑤
「 囲碁の普及活動をしたい。
  プロ棋士・囲碁インストラクターになりたい 」
この段階の方は囲碁を提供する側、
需要と供給の、供給側の人間になりたい人です。
プロ棋士になるにはプロ試験に合格する必要があり、
これは個人の実力と勝負の天運にゆだれるしかありません。
そして、普及活動やインストラクター業をするためには
それぞれの活動の場が、
定期的に安定して存在する必要があるでしょう。
そうやって普及活動や指導活動を
積極的に行うことで、①~④までの段階の人を
しっかりと確保して囲碁人口増加に
繋げられると考えます。
また、プロ棋士・インストラクターは
継続的な指導活動により、自身の指導能力を伸ばし
囲碁を必要とする人たちに満足度の高い
供給を与えられるようにしていきます。


以上、私なりの囲碁普及の分析でした。
それぞれの段階に合わせて、
現状不足している部分を充実させることが
今後、囲碁普及を行う上での
指針になるのではないかと思います。

そうやって、囲碁を愛する人たちが増えて
囲碁ファン同士、仲良く碁盤を囲う光景が
増えることを切に願います。


囲碁講師 坂本亨秀


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2017年11月30日木曜日

整地の仕方講座


はい、皆さんこんにちは。

囲碁講師の坂本亨秀( さかもとあきひで )です。

さて、今回は整地の仕方についてお話ししましょう。

整地は囲碁の最終的な勝敗の確認方法で、
対局をする上で欠かせない技術ですが、
昨今はネット碁の普及によりコンピューターが
自動的に地合いの計算をしてくれるため、
実際に整地をしたことがない
という方も増えてきました。

ですが、大会や囲碁会に参加する際には
やはり整地の仕方は身につけておきたいですよね。
また、整地のミスは
勝敗の誤判定にも繋がりかねないので、
そういったトラブルを避けるためにも、
整地のやり方をきちんと身につけておきましょう。



まずこちらは、九路盤の終局図です。

四角印の部分はダメ詰めで、
どちらが打っても地にならないところを整地前に埋めていきます。

続いて、白の×石は死に石なので
黒地の陣地から取り除いて
白地に埋めていきます。






さて、ダメ詰めと死に石を移動させて
いよいよ地合い計算ですが
このままの形では地が数えにくいですね。
そこで整地作業の開始です。


〇印の石を黒石なら黒地。
白石なら白地の中に移動させます。

同じ陣地の中を移動しているだけなので
お互いの地の数は変動しません。





石を移動させた後の形がこちら。
お互いの地を四角形にすることで、縦 × 横 の掛け算をするだけで、簡単に地を数えることができますね。
例えば右上の黒地は
3×5=15 計15目
といった具合です。

あとは各陣地の目数を足せば、
お互いの総計がわかります。
この図なら、黒計17目、白計14目で
黒が盤面3目多い、となります。


こんな感じで、お互いの陣地のなかの石を移動させて
四角形にすることで数えやすくさせるのが整地作業です。

作る四角形は、以下のような形がよく使われます。

10目の陣地


①5×2の基本的な10目の形です。
 






②4×3=12、12-2=10目の形。
 少し変則的ですが、
 こちらも実戦でよく使う10目の形です。




5の倍数の陣地

縦横どちらかの数を5に合わせることで
5の倍数で簡単に計算できるようにする形です。
こちらの図は5×4で20目の陣地。

こっちは、5×6で30目の陣地。

更に大きくすれば、5×8で40目も作れます。






10の倍数の陣地

縦の数を10に合わせることで
10の倍数で計算する形です。
図は10×4で40目の陣地。

碁盤の端から辺の星までがちょうど10目なので、辺の星を目印に整地すると作りやすい形です。







20目の陣地

7×3=21
21-1=20目

やや変則的ですが、
これも覚えてくと便利な形です。





以上の形をなんとなく覚えておけば、
実際の整地もかなりやりやすくなってきます。

それでは、実際に19路盤の整地をしてみましょう。


こちらが終局図。
ダメはすでに埋めてあるので、ここから死に石を取り上げ、アゲハマと共に相手の地に埋めます。

その後、 陣地内の石を移動させお互いの陣地を四角形にしていきます。


四角形に整地した形がこちら。
それぞれ先ほど紹介した形にし

黒地は
30+30+9=69

白地は
20+10+10+25=65

黒の盤面4目となりました。

※互先なら、ここからコミが
 引かれます。




大抵はこの状態で清算してしまうのですが、
人によっては地を囲う石に相手の石があるのが
気になる方もいますよね。
実際、碁形によっては相手の石が多く混じって
どちらの陣地かわからなくなる、
というトラブルもあります。
そういう時は、地と関係ない石と交換すれば
綺麗に整地することができます。
例えば上の図の場合、
アルファベットの石同士を交換すると


このように、お互いの地を囲う石がハッキリして、どちらの地かわからなくなる、というトラブルは避けられます。

ただ、地を囲う境界線の石を
触ることになるので慣れないうちは無理に変える必要はないと思います。








さて、最後に整地のコツを紹介しましょう。

①小さい地は先に埋めて、
 大きい陣地に全てまとめる。
先ほどの図なら、右上や中央の白地を先に埋めて
下辺や左上などの大きな地にまとめます。
小さいところを広げるより、
もとから大きいところを整理した方が早いのです。

②地を囲う石。境界線は動かさない。
初心者がやってしまいがちですが、
お互いの地を囲っている石を動かしてしまうことで
地の数が変わってしまったり、境界線を触って
お互いの地が繋がってしまったりします。
自分と相手の地を囲っている石が隣接している場所は
無暗に触らないようにしましょう。

③焦らずゆっくり、確実にやること。
序盤にも説明しましたが、
整地はお互いの地を整理し
勝敗がわかりやすくするための手段です。
ですので、整地のミスによって
勝敗が入れ替わってしまうことも起こりえます。
通常、自分の地は相手が、
相手の地は自分が整地するので
いわばお互いの信頼関係の上に成り立っている行為。
慣れてくれば勝手に素早くできるようになってくるので
最初のうちは焦らず、
間違いなく整地すること心がけましょう。

いかがでしたでしょうか。
半目勝負くらい細かい戦いになってくると、
整地している時はかなり緊張感がありますよね。
そういった整地時の緊迫感など実際の対局独特のもので
ネット碁なんかでは味わえない趣だなぁ、と感じます。

皆さんも整地に慣れることで、
安心・安全な勝敗判定ができるようにしましょう!


囲碁講師 坂本亨秀


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2017年10月19日木曜日

囲碁のCM PR動画


はい。皆さんこんにちは。

囲碁講師 坂本亨秀( さかもとあきひで )です。



最近、アマチュア囲碁界では
今までにない囲碁動画を作っていこう
という試みが盛んになっています。

私もいくつかの動画企画に協力していて、
「囲碁って地味で難しい」というイメージと
払拭していきたいなあ。と思っています。

現在YouTubeにあがっている動画を
いくつか紹介します。

Toko企画
「 路上囲碁ライブ 」3分30秒

楽人 囲碁茶番動画
「 豆腐の角 囲碁武者修行 」1分50秒

「 囲碁茶番 九路盤ガチ勝負 」 12分52秒


Toko企画の方はCMみたいな感じで
今後は囲碁をコンセプトとした映像作品のような
雰囲気で進めていく予定です。

楽人の方は、囲碁を知らない人でも
笑えるようなエンターテインメントを
重視した茶番動画を作っていきます。


囲碁には古い伝統を大事にする風習があります。
棋具( 囲碁に使う道具 )や
囲碁にまつわるものを大事にし、
囲碁に関わることは厳粛なことないといけない。
という精神はとても素晴らしく、
私も囲碁と向き合う事は自分自身と向き合う事
という考え方をもって囲碁に取り組んでいます。

しかし、囲碁の楽しみ方は
囲碁に取り組む人の数だけ存在します。
伝統や風習といった厳格なものももちろん大事ですが
こういう動画など、ライトな楽しみ方があってもいいと
私は考えます。

そうやって色々な人が、
色々な形で囲碁を愛していってほしいと
思っています。


さて、そんな囲碁動画ですが、
今週末に京都の方で、新たな囲碁動画の撮影に向かいます。
本因坊発祥の地や、お料理屋さんの個室を借りて
様々な囲碁動画を撮っていきます。

以下、絵コンテ一部。

今回は、ちょっと本格的なのも
撮ろうと思います!

動画が出来上がったら、
またブログの方で紹介するので
ぜひご覧下さい(*^^*)



囲碁講師 坂本亨秀



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2017年10月9日月曜日

私が思う、こども囲碁教室。


はい、みなさんこんにちは。

囲碁講師 坂本亨秀( さかもとあきひで )です。


さて、今回お話することは

私が思う、こども囲碁教室

です。

こども囲碁教室、というと
子供が囲碁の勉強をするところ、
と考えるのが普通ですね。

しかし、私が思うこども囲碁教室は
少し違います。

現在私は、兵庫県芦屋市で
八年ほど前から講師を務めている
こども囲碁教室があります。

もともと60代以上の先生方と共に
ボランティアで始めた講師業でしたが、
高齢の先生方は皆さん辞めてしまい、
今は20代の若手講師を中心に授業を行っています。

さて、この囲碁教室ですが
実は囲碁教室にも関わらず、

授業において囲碁の優先順位は
さほど高くありません。

なんせ負けて級位が下がる他に
お行儀降級( お行儀が悪かったら降級 )
という制度があるくらいですから。

そう。
私どもの教室で重要視しているのは、

囲碁の強さではなく、
お行儀や、人との関わり方 です。


子供たちには、
いつも訊いていることがあります。

囲碁が強い嫌な奴と、
囲碁がそこそこでも優しくて思いやりがある子。
どっちと友達になりたい?

もしその子供が、後者を選ぶのであれば、

「 じゃあ君はそういう人になりなさい 」

と教えています。


そうやって、ただ囲碁を勉強するだけでなく

なぜ、物は大切にしないといけないのか。

なぜ、挨拶をしないといけないのか。

なぜ、囲碁の挨拶は二回するのか。

なぜ、囲碁の実力よりもお行儀が大事なのか。

こういった話を普段から教室で行っています。


詰まるところ、私どものこども囲碁教室は
ただ子供が囲碁を勉強する教室ではなく、

囲碁を通じて、物事の考え方や
人との関わり方を学んでいく教室

なのです。


もちろん、囲碁が強くなる事は否定しません。

ただ、囲碁が強いだけの人間には
なってほしくないというのが
私たちの考え方です。


囲碁との関わり方は、人それぞれ違います。

強さだけが、囲碁の全てではない。

こういった考え方が、囲碁界、
特に子供が関わる場所に
広まっていってほしいと思います。




参考ページ
「 囲碁はもともと教育の道具 」




囲碁講師 坂本亨秀




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囲碁はもともと教育の道具


はい。皆さんこんにちは。

囲碁講師 坂本亨秀( さかもとあきひで )です。

今回は、囲碁の発祥と
そこから考える囲碁の活用法について
話していきましょう。

まず、囲碁の起源ですが
古くは中国・先秦時代に 堯( ぎょう )という中国神話の君主が
息子の丹朱( たんしゅ )の 集中力・思考力を鍛える為に
発明したものだと言われています。
( 諸説あり )

囲碁はもともと、
教育の道具として生まれたわけですね。

そして、時の流れと共に
日本に渡ってきた囲碁は、
平安時代は貴族の教養として
室町時代以降は武家の嗜みとして
高い品位と共に重宝されていたのです

囲碁の礼儀作法を重きにおく文化は
こういった位の高い人間が愛好していたことも
影響があるのではないかと思います。

つまり囲碁を正しく勉強すれば、

・集中力や思考能力が養われる 
・礼儀作法を身につけられる。

という事が言えます。

これは、子供にやらせない手はないですね!

数年前から、東京大学を始め
いくつかの大学では囲碁を講義に取り上げ
囲碁を学ぶ授業を設けています。

また、効率的な石の運用は
経営の戦術・戦略や仕事のノウハウにも
通じるところがあると言えます。

実際に経営者の方で
経営の考え方を養うために
囲碁を学ぶ人も少なくありません。

そんな多様な効果を持つ囲碁。

小・中学生の間は、知育として。

高校・大学では、青春の一部に。

社会人になれば、仕事の基礎能力アップの為に。

そして老後は、ボケ防止として。

囲碁は一度ハマれば、一生続けられる趣味としても有名です。

もっといろんな人に広まって、
共に囲碁を通じて成長できるような世の中を
夢みて止まない坂本です。

参考ページ
「 私の思うこども囲碁教室 」


囲碁講師 坂本亨秀


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