はい、皆さんこんばんは。
囲碁講師 坂本亨秀( さかもとあきひで )です。
最近は夜も冷えて、風も涼しくなってきました。
だんだんと秋を感じる季節になってきましたね。
さて、今回お話しするのは以下のテーマです。
創作詰碁について
創作詰碁。
それは自分の手筋に対する想いを
ひとつの問題として昇華した
いわば究極の自己表現のひとつである。
諸説あり。
まあ、大げさにいうとこんな感じですが、
詰碁好きのなかでも
特にマニアックな方になってくると
自分で問題を作っちゃったりするわけですね。
ほとんど趣味の域といってもいい
この創作詰碁ですが、
実はかなり強力なヨミの訓練になります。
というのも、 詰碁は基本的に「 正解手順はひとつだけ 」
というのが一般的なルールになっているのですが、
それはつまり、余詰め( 正解以外の手順 )を
すべてなくさないといけない、という事です。
※基本詰碁など、なかには
複数正解がある詰碁もあります。
問題を作るには正解以外の変化をすべて
読んで研究しなければならない。
これは石の形をしっかり
理解する訓練になりますし、なにより
変化をすべて読むので相当なヨミの訓練になります。
かくいう私も、これから定期的に
自分で問題をつくり、ブログに挙げていこうと思います。
一応目標として週一回ペースであげていきたいなぁ、と思っております。
詰碁好きの皆さんや、
ちょっと詰碁に慣れてきた方なんかも
ぜひ詰碁作りに挑戦してみてください。
難しい問題を作る必要は一切ありません。
正解を想像し、問題にするために
様々な変化を研究することが大事なのです。
筋が同じだとか、形が似た問題があるとかは
気にしないでください。
あなた自身が頭を抱え、
迷いに迷ったすえ生み出した問題は
世界でたったひとつのあなたの詰碁です。
そう考えると、頑張って挑戦してみる
価値もあると思えてきませんか?(*^ω^*)
そんなわけで、週1回は創作詰碁をあげていきますが
曜日は土曜日にします。
「 七日に一度訪れる、土曜の日の詰碁 」
はい。わかる人にはわかるネタですね笑
創作詰碁は、作った人の手筋へのこだわりが
如実に現れます。
洗練された手筋の味を味わう感覚は
「 囲碁を通じて味わう一種の美食 」
とも言えるかもしれませんね。
〈 参考ページ 〉
「 簡単!創作詰碁の作り方 」現在作成中。
囲碁講師 坂本亨秀
ブログランキングやってます。
1日1回、応援よろしくお願いします。
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